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2024年の抱負

あけましておめでとうございます。 2024年は地震や飛行機事故から始まり、早々に色々大変なことがありましたが、そんな三ヶ日も暮れとなりました。また忙しない日常が戻ってこようとしていますが、今年こそは去年よりも一歩成長するために、なにか目標を決めておきたいと思った次第です。というのも、2023年は特に何も目標を持たずに漫然と過ごしてしまったという実感があり、日々前に進んでいく周りの友人たちを見ていて焦りを感じていました。とゆーわけで、今年は何か目に見える目標を立てることによってモチベーションの底上げを図りたいと考えているのです。抱負のフォーマットは id:musaprg のブログを参考にします。

2024年の抱負 - がべーじこれくしょん

やりたいこと & 学びたいこと

  • プロジェクト進行/マネジメント

最近は開発に加えて、開発プロジェクトの進行やタスク管理等も行っていたりします。ただ、行き当たりばったりな進行になりがちな面も多く、あまりシステマティックで効率的に運用が出来ているとは言い難い状態です。特に、議論において、私以外のプロジェクトメンバーとの合意形成の際にディスコミニケーションが発生してしまうことが多く、意見の擦り合わせをスムーズに進行できていないという実感があります。

このような問題が起きてしまっている理由として、大きく二つの理由があったと思います。

  1. 行き当たりばったりで無計画に議論を進行しようとしていた。議論すべき事柄を事前に洗い出すことを怠っていた。議論の着地点を整理せずに議論を開始しようとしていた。
  2. 議論の優先度を違えていた。例えば、要件を整理せずに詳細設計の議論を始めようとするなどがこれに当たる。

もちろん、問題はこれだけではないでしょうし、今後も色々問題が見えてくるんだと思います。こういった進行管理に携わるのは初めての経験であり、たくさん至らなさを感じる点ではあるのですが、この一年を通して、小さいチームでアジャイルにプロジェクトを回していく方法を模索していけたらと考えています。

  • SRE

SREな知見を欠いた状態で、雰囲気で開発・運用をやっています。雰囲気でやるのは良くないので、ちゃんと勉強しないとな...と思いつつ、ここらへんの勉強から逃げ続けてきたのですが、そろそろ逃げられないと実感しつつある.... SREは、もはやSREというロールの人間に与えられた特務ではなく、1開発者/1運用者がオーナーシップを持って取り組んでいかないといけないんだなあという気持ちが芽生えつつあります。

  • AI分野のネットワーク

LLMの発展が目覚ましく、私自身ももはやCopilotやChatGPTがないと生きていけないくらいです。今後、あらゆる分野でLLMを活用したサービスが登場するにつれて、インフラ屋さんには、AI分野のネットワークを理解していることが求められてきそう。ただ、まだまだ最先端だったりベンダーロックインな技術がてんこ盛りな領域なので、体系的にまとまった枯れた書籍などあるはずもなく、何で勉強したらいいかわからない....論文読むしかないか.....

成果目標

  • 抱えている仕事を完遂する

言わずもがな

プロセス目標

・週1で文章を書く

純粋に文章を書く習慣をつけたい。ネタはなんでも良いので(e.g. 日記、アニメや小説やゲームの感想とか)とにかく文章を書くことに対する抵抗感を下げておきたい。また、文章を書くことは、自分がそのとき思ったことや感じたことを言語化できるレベルまで具体化させる訓練にもなるのだと思います。何か文章を書くことを目的とすることで、漫然と過ごす日常の中で文章に残したくなるようなトキメキを見出す感度が上がるんじゃないかな、とも思ったり。加えて、私は外部に発信するということに対して、強めの抵抗感を長いこと感じていました。ずっとその抵抗感に甘んじているわけにもいかないと思っています。今年はそんな抵抗感を克服するというのも目標として掲げておきます。

  • 1時半までに寝る。8時半までに起きる

会社生活は在宅勤務がほとんどで、月2くらいでしか出社しないくらいなのですが、面白いくらい生活習慣が崩壊していて、3時就寝10時起床とかがザラです。健康にも悪いのでやめたい。

  • 週3日は休肝日にする

2023年は、休肝日が週0~2日くらいしかない週がほとんどでした... 家で一人、深夜にアニメを見たりゲームをしながらウイスキーを飲むのに多大な幸福を感じるので、ついつい毎日飲んでしまっています。健康診断の結果は良かったけど、さすがにこの習慣をずっと続けるのは明らかに健康に悪いので、週3くらいは休肝日にします。

  • 最低週2は走る

健康不安から、去年の夏頃から週2~3で走るようにしています。外は寒いから大体ジムで走ってますが、最近は寒くてジムに行くために外に出るのすら嫌で心が折れそうです。でも、なんとか今年も継続したいです。

2022年の感想

大学院を卒業して、就職しました。といっても学生の頃から多少仕事していたので生活が変わったかというと全然そんなことはないというか、学生としての本分(つまり研究)によるしがらみがなくなった分、むしろ余裕のある生活が送れるようになっています。仕事の方はのんびりやっています。仕事内容としては、以前よりちょっと低レイヤなネットワークっぽい事をやっているので、割とインプットが多い年だった気がします。最近はOSSのルーティングデーモン(FRRouting)で遊んでみたりコード読んだりを日課にしています。とはいえ自分はソフトウェア開発エンジニアなので、ベンダー機器を弄ったりすることは全くないです(が、機会があれば弄ってみたい)あとはシステムの全体設計みたいなのをあれこれ考える機会がそこそこあって、システム設計ってむずいなぁ〜とか思ってたりします。System Design Interviewの本とか読んだりしました(この本メチャクチャ良かったです、特に分散KVSの章は必見)また、運用方面(特にシステムの監視)に関するインプットもありました。学生時代、システムの監視に対する知識が全くなかったにも関わらず、仕事で分散トレーシングのライブラリを書いたりFluent Bitのプラグイン書いたりしていたのは結構ウケますね。今だったらもうちょっと色々考えて実装できる気がします。あとは、障害対応能力が無なのが辛すぎなので、来年は有にしたい(切実)

社会の話

ここ3ヶ月は社会をやっています。というのも、今年の三月に大学院を卒業したからです。社会が始まってから2ヶ月ほどは研修をやっていて、6月からは業務に入っています。

社会人 vs 学生

私の場合は社会人になってからの方が生活にゆとりがあると感じています。というのも、勤務時間がある程度厳格に決められているため、仕事とプライベートの分別を付けやすいからです。学生時代は、とにかくやることが多種多様であった上に、全ての時間の使い方が自身に委ねられていました。良くも悪くも気持ちの切り替えが不得手な自分は、ついついバイトや研究などで夜遅くまで時間を取られたりしていたことも多く、結果として生活におけるゆとりを失っているような状態でした。以上の点を以って自分は就職して良かったと感じています。学生の頃より早寝早起きができていますし、とても健康的です。

仕事してみてどうか

実際に業務に入って1ヶ月も経ってないので特に語れるほどのものはないのですが、これが社会の歯車というやつなのか〜という実感は湧いてきました。技術職として就職している都合上、業務ではたくさんの技術を扱う必要がありますが、その技術の大半を私は使ったことがありません。なので、勉強しなければならないことは沢山あります。下積み期間の辛さは、サラリーマンとしての成長過程においては避けては通れないものなので、そこを乗り越えて歯車として活躍できるようになっていきたい気持ちです。 会社は、リモートでもオフィス出勤でも自由というスタンスを取っていて、出不精な私はリモートであることも多いです。しかし、オフィスは働く人々のことを第一に考えて整備されており、労働環境としては非常に快適です。なので、週一くらいで物理出社しています。出社すると人々とご飯に行けたりするので楽しいですよね。

今後

特に展望があったりするわけではないです。ただ、普通に仕事が出来るようになって、生活していけるようになりたいです。

劇場版からかい上手の高木さん

最高の映画でした。これは中学生男女の淡い初恋の顛末を描いた作品です。テレビシリーズにおける主人公たちの関係性は、基本的にずっと平行線を辿っているのですが、要所要所で抑えきれない愛情がついつい行動や発言に出てしまったりと、年相応の反応が見られます。この作品は、そんな不器用な初恋に対して焦点が当たっていたのですが、その恋の顛末を劇場のスクリーンで見届ける事が出来るなんて、なんて素敵な話なんでしょうね。あまりに素晴らしい映画なので、金曜日の夜は劇場版からかい上手の高木さんを見にいく生活をしています。小豆島ならではの描写も素敵です。

takagi3.me

終わりに

退勤後にお酒を飲みに行ったり映画を見に行ったりするのってめっちゃ楽しくないですか。学生の頃と比較して可処分時間が限られてくるからこそ、なんでもない時間に大きな価値を見出せるのかもしれません。

2021年の振り返り

せっかくなので今年も振り返りをやっていきたいと思います。

研究

今年はそこそこの時間を研究に費やしました。(学生なので) おかげで多少なりとも成果は出ましたし、知恵を振り絞って論文を書くという得難い行為を経験することが出来たため、非常に有意義だったと思います。そもそも修士に進学した動機が、「知恵を振り絞って論文を書きたい」というものだったので、この動機を達成することが出来たと言えるでしょう。

研究というものは誰もやったことがないことに取り組むという、非常に尊い行為の一つだと思っています。また、同時に大きな困難が伴うということも知識としては知っていました。しかし、これらの知識を経験を伴って理解することが出来たという意味で、人生経験として良いものだったと思っています。指導教員の方々にも多大なる感謝を捧げたいです。(こういうのは本当は論文の謝辞に書くべきものです)

仕事

去年と変わらず、EnvoyやらIstioやらの諸々をやっていました。特筆すべきことがあったかというと、ないです。

就職

来年から社会人という奴になるらしいのですが、それに関連した出来事として内定式だったり懇親会のようなものがありました。社会人になるという人生の区切りを実感したという意味でもなかなか貴重なイベントだったのではないかと思います。来年以降どんな仕事をするかは分かりませんが、楽しくやっていけたらと思っています。

引っ越し

そういえば引っ越しをしたんでした。東京23区から横浜への移動です。もともと前の居住地にはかなりの不満を感じていたので、引っ越しするタイミングを虎視眈々と狙っていたのですが、来年から社会人になるということでようやく決行しました。内定先のオフィスへ電車一本で行ける路線沿いで探していたのですが、フルリモート可という形になったので、思い切ってドアツードア1時間ちょっとくらいのとこに引っ越しました。以前住んでいたところと比べても自然が豊かで、そのおかげか心にもゆとりが出来たのではないかと思っています。

それに伴って作業環境なども一新しました。とても快適です。

アニメ

今年はこれくらい見たらしいです。特によかったものについていくつか感想を述べていきたいです。

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今までガンダムシリーズを見たことがなかったのですが、ガンダムオタクの友人に勧められて見てみました。劇場で見たのですが、圧倒的な映像美と音響、そして重厚な世界観に直ちに魅せられてしまいました。あまりに感化されてしまったので、この映画を見終えたあとに、以下のガンダムシリーズ作品を見ました。

いやこいつガンダムにハマりすぎでは?

劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト、略して劇ス、という作品は、自身の映画に対する認識を大きく変えた作品の一つとなりました。映画という娯楽の新しい楽しみ方を会得することが出来たように思える、そんな作品でした。TVアニメ版の少女☆歌劇 レヴュースタァライトはもともと好きな作品の一つだったのですが、劇スを見たことで一気にこの作品に対する観点が変わったように思います。

異世界なろう枠なんですが、設定もよく練られており、テンポよく進んでいく場面展開はとても胸踊らせるもので、すっかり毎週楽しみにしている作品の一つとなっていました。いい意味で異世界なろうに対する期待を裏切られたと思います。何故なら、今まで異世界なろうアニメは、酒を片手にネタとして愉しむようなものだと考えていたので。

のんのんびよりのアニメ作品の第三期にして、最後のTVアニメ化作品です。なので、これを見終えてしまうと、永遠にのんのんびよりの世界に溺れることはできなくなるというわけです。そんな喪失の悲しみを味わいたくないので、まだ最終話を見れていません。

総括

アニメだけじゃなく漫画とか小説とか美少女ゲームとかの話もしたいですが、振り返り記事というコンテンツの趣旨から外れてしまうので、いずれまたどこかで。 来年度もよろしくおねがいします。

2020年総括

はじめに

自宅待機の時間が多かったこともあり、矢のように過ぎ去った一年だった。代わり映えのしない日常は氷柱が形成されるが如く、ゆっくりと精神を凍らせていくものだということを身を持って体感した。人生に最も大切なものは変化に富んだ日常だったのかもしれない。

技術

相変わらずEnvoyやIstio周りをやってた。適当に機能追加したり、Envoyのwasm extension周りをやったり、Apache SkyWalkingのSDKを作ってEnvoyに組み込むみたいなこともやった(進行中)。コードレビューとかも積極的にやらんといかんなという気持ちがあり適当にPRを巡回して適当にコメントするくらいのことはやった。Istio周りはAuthN Filterのwasm移植を検討したりもした。世界中のスーパーエンジニア達とコミュニケーション取りながら作業が出来たりコードを見てもらえたりしたのは技術者としてはこれ以上ないくらいの福利厚生だったと思う。プライベートでは勉強目的で言語処理系とかWASMのVMとかを作っていた。(プライベートでは意義あるものを一切作っていないので詳細は割愛)登壇関係だとKubeConやEnvoy meetup辺りでの登壇もやった。特にKubeConは英語発表だったというのもあり英会話が得意でない私にとってはかなりチャレンジングだった、特に発音が下手すぎて発表動画見返すとなんとも言えない気持ちになる。オランダ行くためにわざわざパスポート取ったりした(大学に進学して一度も海外に行かなかったので)がコロナ騒ぎでKubeConはオンライン開催になってしまったのでお役御免となった。今後パスポート使う機会があればいいなあ。あとはLINEでインターンしたりした。初めての低レイヤパケット処理っぽい事の他、QUICのベンチマークツールを作って計測したりした。楽しかった。

engineering.linecorp.com

技術面では得難い経験が出来た気がする。バイト先の社員の方々やEnvoyコミュニティの人々やインターン先のチームの人々にはとてもお世話になった。

趣味

相変わらずアニメばかり見てた。今年のアニメの話を少しだけ。

2020年冬

恋する小惑星はきらら枠のお手本とも思えるアニメで、特段盛り上がる回もないが、各話が安定して構成されていて、それでいて一貫してそこそこのクオリティーを保っていたように感じる作品だった。天体モノのアニメは幼い頃に父親に連れられて何度も参加した明石天文科学館の天体観測会を思い出してノスタルジックな気持ちになるので少々バイアスを含んでいるかもしれないが、キャラクターが素敵だったという事実は周知のものであると思われる。桜井美景先輩可愛いよ。

koiastv.com

2020年春

かぐ告2期は安定したクオリティーと面白さをバランス良く維持していて安心感を持って見られる作品だった。石上とつばめ先輩の話で締めくくったのはナイスな構成だと思う。三期も決定しているらしいので、おそらくウルトラロマンティック作戦の回が映像で見れそう。楽しみ。

kaguya.love

2020年夏

俺ガイル完は良かった。中盤の展開はいささか退屈だったものの、終盤で一気に視聴者の感情を盗みに来るが如く怒涛の展開には目が離せなかった。視聴後の後味も甘くてほろ苦い彼らの青春を体現したかのようであった。原作小説は最終巻だけ読めていなかったので新鮮な気持ちで見れたのが良かった。

www.tbs.co.jp

2020年秋

トニカクカワイイは良かった。原作既読だったが、アニメでも脳漿が砂糖水と化すような感覚は健在だった。あとOPが神。独身男性のうちに見ておくべきアニメ堂々の一位。

tonikawa.com

旅行

これまた某ウイルスのせいであんまりあちこち行けなかった、今年は

くらいだった、GoToキャンペーンなどがあったのでそこそこ安く行けたのはよかった。

研究

色々迷走していたが、就活終了を機にモチベーションが高まったのでとりあえず方向性だけは決めた。

就活

そこまで就活に熱量を注ぐつもりはなかったのでとりあえず年内に終わればいいかなって感じでやってた。理由としては早めに終わらせて研究を真面目にやらなければならないという焦燥感が付きまとっていたからに尽きる。夏は長期1社、2日間だけのインターン1社に行った。 本選考では3社受けた。方向性はほとんど決まっていたものの内定が出揃ったタイミングで結構悩んだ。自己分析って奴はつらいぜ。悩んだ挙句結局緑色のアプリ作ってるとこ行くことにした。理由については聞かれたら答える。

人生

就活で自己分析をやったのがきっかけで人生って奴を考えなければならんな〜ということを身をもって実感した。技術的好奇心だけでは人生ってやつはやってけない。

生活

コロナ騒ぎをきっかけに外出が制限された結果、自炊をするようになった。食費も安くつくし野菜も多く取れていいことしかない。調理も簡単なものであればそう時間もかからないし在宅勤務などであれば自炊しない手はない。この時期は鍋とシチューが美味い。

総括

良くも悪くも変化の1年だった。今年は特に自分を省みる機会も多かったので、総合的にはプラス成長の一年だったと信じたい。

ICPC2020 予選参加記

ICPC2020の学内予選に参加しました。

私は普段は競技プログラミングとは縁のない人間なのですが、出場できる最後のチャンスということもあり、幸い友人に誘って頂いたので出てみようと思った次第です。

事前練習

あんまりやってなかった....というよりなにをやればいいのかわからなかったのでとりあえずAOJ-ICPCの200-250点問題くらいを数問解いたり、メンバーでDiscordに集まってバーチャルコンテストをやったりした。自分は基本的に考察が軽くて実装が重い所謂「やるだけ問題」を積極的に拾っていく方針で行こうと思った。

当日

リハーサルが開催されていることを失念しておりのんきに飯を食ったりしていた。(は?) 16:30に競技開始だったので15:00くらいにDiscordに集まって適当に雑談したり情報共有などをしていた。

競技開始

問題を開こうとするが、ブラウザの画面は一面の白塗り状態のまま。何も表示されなかった。障害だろうか。画面の左上に申し訳程度に表示されていたメッセージによると、どうも問題DBが吹き飛んでいるらしい。どうやら他のチームも問題が見れなくなっているようなので障害と判断して静観。雑談に徹する。

10分くらいで復旧。早速B問題を見る。問題文の意味がわからなくて困惑していたが、じっくりと読んでみるとただのやるだけだったのでサクッと書いて提出。ここで事件が起きた。

ICPCの提出ルールとしては、アップロードされている複数のデータセットを使ってローカルで実行し、2回連続で正しい答えが吐けていればACというものだ。ここまでは割とよくあるシステムかもしれない、だがICPC固有のものとして、ソースコードを回答と併せて提出する必要がある。更に、2回の提出において、ソースコードは完全に同一なものでなければならないというルールがある。

回答をテキスト形式で提出する必要があるため、多くの人はテキストに回答を出力して提出するに違いないが、ここで私は、「回答の出力ファイル名を1回目と2回目で変えてしまう」というミスを犯してしまったのだ.....

具体的には、1回目の回答ではファイル名ansに出力し、2回目の回答ではファイル名ans_2に出力してしまった。

主要な回答ロジックに手を加えたわけではない。だが厳正なるICPCのジャッジシステムがそのような事情を慮ってくれるだろうか.....?

否である。

機械の厳正なる判定を受容できなかった私は焦りに焦り、なんと2回連続で提出に失敗し、回答権を失ってしまった.....

とまあ、このような事故が起こったが沈んでいても仕方がないので、D問題を眺める。BNFが書かれているので脳死でパーサーを書く。まあ普通にpermutationで間に合うやろwと言いながらこれまた脳死で書く。n=13で間に合わない。階乗オーダーだしそれはそう。

なにもわからなくなった私は終了時間まで椅子を温めることとなった。

感想

悔しい!!!!!!!!

こんなに悔しいと思ったのは割と久しぶりかもしれない。感想戦などを行っているうちに悔しさが増してきた。だがもう来年以降は出場できない。俺たちの夏は終わったのだ.....

競技プログラミングを真面目にやってみようかなあと思った一日になった。皆さんありがとうございました!

日々

最近ずっと引きこもって研究と仕事とゲームしかしてないのですが、こんな状況にも慣れてきて日々の潤いが乾いていくのを感じています。若葉が瑞々しく、初夏の薫風が香る5月、私は家に引きこもっています。

私はもともと引きこもりの気があるので、昨今の状況に際して特に日常に劇的な変革がもたらされたということは特にないのですが、時折のお出かけが出来ないのは大変悲しく思っております。

元来、引きこもりの私は、引きこもりで消耗したメンタルをリセットするために旅行に出かけることをルーティーンとしていたわけですが、そのような行為が法度とされる風潮が漂うこんなご時世。満足に外出することも叶わず。

卒業旅行で行った石垣島の空気がとても懐かしく感じられます。都会の喧騒にまみれた淀んだ空気は私の心を擦り減らすのには充分なものです。石垣島が恋しくて、現地で買い込んだ泡盛を煽る日々であります。

そういえば、のんのんびより のんすとっぷの放映が決定しました。

nonnontv.com

これは私にとって最高のニュースであることは間違いないのですが、昨今の状況でこのアニメを見るともう戻れない懐かしき日々を思い起こす感情で心がかき乱されて泣いてしまうこと必至です。

就職活動のシーズンも迫っているのですが、これもまた昨今の悩みの種で、コロナ渦のため軒並みインターンがリモートで開催されるようです。私は普段リモートワークなので、インターンの時くらい出社出来ることを期待していたのですがそうもいかないようです。これは私のモチベーションを挫くには充分なもので、自分の進みたい路線がわからなくなってしまったのと相まって、就職活動のことを考えるだけでとてもつらい。どうしてこうなった。大学三年時に結構インターン行ったしもういいかな.....